試聴機レビュー　SEMKARCH CNTDD1

読めないことで話題（？）のイヤホンです

七福神商事より試聴機をお借りしました

ありがとうございます

こういった形でお借りできるのは非常に助かります

LZの新ブランドで読み方はセインカチイだそうです

読めませんねこれ

音の方は、LZなのでかなり期待してました

ところでCNTDD1とSKC-CNT1どっちが正しい型番なんでしょう

一応、代理店の七福神商事さんの記載を基準にタイトルには前者を採用しましたが....

製品のURLはこちら

スペック

構成：カーボンナノチューブ振動膜ダイナミックドライバ　Φ10

リケーブル：可能、mmcxコネクタ

ノズル変更可能、二種類あり

カーボンナノチューブを用いたドライバはほとんど見かけないですね

結構前にJVCケンウッドから出ていた気がします......

音はイマイチだったような

音（今回は金フィルタ）

一聴して飛び込んでくるのは存在感のある低音

どっしりと力強さがありながらも、くどくない低音です

低音ばっかりに目が行きそうな音をしていますが

高音は曇りなくさわやかで抜けのいい音で

きちんとこちらも若干控えめながらも主張してきます

低音を起因にか全体的に濃さがありますが、ちゃんとまとまったサウンドに聴こえます

分離感は良好でどこかが埋もれることはありませんね

低音　

前述のように、力強くけど歯切れ良いためにくどさのない低音です

ちゃんと低音が沈んでいるように感じます

良い重たさですね

中音域

特に主張はしません、分離の良さから埋もれてないです

高音

こっちが肝なのかもしれません

すっと入ってくる高域で、きらきら感、抜けの良さは確保しながらも

刺さりはないです

一歩間違えると、くどくなりそうなサウンドをうまくまとめてる要因の一つと言えるでしょう

気になる点

ダサい　

うん、ダサいです　LZ A5もなかなかあれなデザインでしたね

LZはイヤホンを変なデザインにするという社訓でも掲げてるのかと思うほどですが(笑)

付属品は特に問題なしですね

まとめ

個人的に1万円のイヤホンとして非常に高い完成度を有していると素直に言えます

聴かせ方が上手ですね

元気のいい音源との相性が良好です

かといて、私が普段聴くFusionなどに合わないかと言われると

これはこれで、と思えるので

万能な機種ではありませんがそこまで気にする必要はないでしょう

好みは多少分かれそうですが色々なイヤホンを所有、聴きなれている人にお勧めしたいイヤホンです

初心者に勧めるかと言われると悩みどころです

私の場合、選択肢として示す程度となるかと

今後このブランドから他にどのような製品が出てくるか楽しみです

（デザインにも期待してるから！）