[試聴 レビュー] SIMGOT EM2

Simgot Japan様からお借りした"SIMGOT EM2"のレビュー記事となります

(以下敬称略)

公式サイトはこちらになります

また、AmazonでSimgot公式が出品しているみたいです
Amazonでの商品ページはこちらになります

Simgotと言えば EN700シリーズというイメージが私の中にはありました

結構変わった見た目をしているイヤホンです


今回の洛神シリーズはかなりおしゃれかつコンパクトな筐体に仕上げてきたなという印象です

さらっと言いましたがEM2は洛神シリーズという機種群の中の一つです

同シリーズの機種としてEM1 EM3 EM5がありますね



スペック


構成

1DD+1BA


DDドライバはEN700 Proと同じユニットとのことです

BAドライバはknowles社のRAF-32873、恐らくフルレンジBAですね

どうやら低域担当をDDと中高域担当にBAというありがちなハイブリットイヤホンとは違い

DDとBAどちらもフルレンジのユニットとして並列させて鳴らすやり方のようです


端子

0.78mm 2pin

ただフラットや埋め込み2pinではなくqdcに代表されるようなやや特殊なタイプです

標準的な2pinケーブルが使えるかは試してないため不明です


ケーブル

銀メッキ 4芯


本体、および内容物等の写真

綺麗な筐体です


イヤーピースは二種類

高域が出てクリアに鳴らすタイプと低域中心にバランス良くなるタイプ

という違いがあるそうです


イヤーピースは高域型の方を利用しました

全体を通してみるとバランスよくなるタイプで

聴かせ上手だなという印象を受けました

音場が広いわけではないのですが見通しの良いすっきりサウンドで

窮屈さはあまり感じません


弱ドンシャリ傾向で

特に得手不得手はないと思うのですが

ポップスやアニソンが比較的向いてるといえるかと


高域

エージング前は粗さを感じました

ある程度鳴らしてあげると粗さが取れてきます

量感は多いと感じませんでした

ですがキラキラ感があり、帯域別に見ると主張が低域と並んで強いですね

明瞭で窮屈さがない音です


中音域

余韻はあまり感じられない

一番主張がない帯域です

ただボーカルは近めに感じました



低域

しっかり出すところは出す低域です

質感としては弾むようなという表現が近いかなと

変に軽いわけでも主張がやたら激しいわけでもないので

非常に音作りがうまいですね

分離感も良好です



まとめ

すっきり系かつややメリハリのある音で非常によい機種と感じました

値段が12800円なのが個人的には驚いた部分です

2万近くするかなと思ってました

これは1万付近イヤホンのド定番となる予感がします


万人受けするタイプの音なので値段も併せて人に勧めやすいですね

もちろん、高域の質感や中音域の余韻のなさなどFusionをよく聞く人間としては気になる部分もありますが通勤通学のデイリーユーズ用のイヤホンとして使い勝手がよく

自分用に1つ持っていようかなと悩むレベルでした




オーディオと釣りとポンコツと

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